偏頭痛って頭痛と何が違うの?

健康上の問題がない人にとって頭痛とは中々縁の無いものであり、発生すれば何かしら問題の発生を疑わせるものではありますが、慢性的な偏頭痛に悩む人にとっては日常的な不快な現象でしかありません。普通の頭痛とこの繰り返される偏頭痛は、具体的にどのように違うものなのかご存じでしょうか?

 

偏頭痛ももちろん頭痛の一種には違いありませんが、その中でも頭の片側のみなど部分的に、ずきずきと脈に合わせて痛むような頭痛のことを特に偏頭痛と言います。

 

この偏頭痛は特に繰り返し発生することが知られており、理由もはっきりしないことが多いため非常に厄介な問題です。

 

偏頭痛は痛みの中でも虫歯のような痛みに近く、集中や睡眠を妨げられるような長く続く鈍痛ですので、精神的苦痛や体力・気力の消耗が問題となります。

 

偏頭痛の大きな原因の一つに不必要な脳血管の拡張があります。この血管が勝手に拡張してしまう理由は様々ですが、交感神経の亢進やホルモンバランスの崩れなど様々な理由によって不随意に血管が拡張し、周りの脳組織が圧迫され痛みを感じます。

 

偏頭痛の痛みの特徴に脈打つような痛みの波があるのも、心臓から血液が押し出されるタイミングで血管がもっとも拡張するわけですからメカニズムを考えれば当然と言えます。

 

血管拡張それ自体は、逆の血管収縮とは違いよほど極端でなければ健康に被害を与えることは少ないですが、前述の通り偏頭痛の痛みそのものが患者に大きな精神的苦痛を与えますし、健康上問題である頭痛も偏頭痛と誤認し軽視してしまうリスクがあるなど、集中的に治療する必要のあるものです。