妊婦さんの偏頭痛の治し方

妊婦さんにとって偏頭痛はとても大変な問題です。妊娠中の体内環境の変化によって、偏頭痛は平常時に比べて非常に発生しやすくなってしまい、その上おなかには赤ちゃんがいると言うことで薬も飲みづらく、激しい痛みでのたうち回れば当然流産の危険性もあるという非常にやっかいな問題なのです。

 

従ってもともと偏頭痛持ちの方は主治医と話し合って対処法を考えておかなければなりませんし、偏頭痛が発生しやすくなる要素を排除し予防に努めなければなりません。

 

妊娠すると、どう努力しようが体内のホルモンバランスや自律神経のバランスが変化し、時に崩れるものです。妊娠中の偏頭痛発生も妊娠初期に集中しており、この時期は特に薬の効果が胎児に出やすいため痛み止めが飲みにくいのです。

 

そのため、基本は食事による偏頭痛予防に努め、もし発生してしまったらあまりに酷いときのみ胎児への影響が少ない薬を限定的に飲むこととなります。

 

偏頭痛を引き起こす原因となる食品はチョコレートやチーズ、加工肉が典型的です。これらの食品を避け、水分を十分に摂り、また血管収縮作用を持つカフェインを含むコーヒー等を適量飲むことで偏頭痛の予防効果が期待できます。

 

ただしカフェインの過剰摂取は胎児への影響が懸念される他、摂りすぎることで不眠となればそれ自体が偏頭痛の原因となってしまうため、摂取量には注意が必要です。また精神的な要因も自律神経のバランスなどに大きく関わるため、心理的ケアも平行して行う必要があるでしょう。